問題解決は(1)WHERE(2)WHY(3)HOWの順番で進めるのがよい

問題解決は(1)WHERE(2)WHY(3)HOWの順番で整理を進めるとよいとされています。

例えば、HOW(どのように)から考えたとします。

問題の発生源がどこにあるか、なぜその問題が起きたのかを考えないまま、対策だけを考え実行しても、的外れな対策となり無駄に終わる可能性が高いです。

次の例として、WHY(なぜ)から考えたとします。

一見、WHY(なぜ)から考えることは有効な手順に思えますが、WHY(なぜ)から考えることは、過去の経験から、WHERE(どこ)やWHY(なぜ)を思い込みで決めつけてしまいやすく、問題認識を誤ってしまうリスクがあります。

小さな問題や、過去の経験が活かせる限定的な範囲の業務の場合、WHY(なぜ)から考えて問題解決に至ることもありますが、問題が大きくなった場合、問題認識を誤ってしまうリスクが大きくなります。

最後にWHERE(どこ)について考えていきます。

問題と言うのは、必ず問題が発生している場所、発生源が存在します。

そのポイント(WHERE)に対して、なぜ起きたか(WHY)、どのように解決すべきか(HOW)を考えることが有効であり、もしもそのポイントがずれてしまうと、文字通り「的外れ」な対策となり、意味のない対策になります。

そのため、まずは問題解決の手順としては、まずは問題がどこでおきているか、その発生源(WHERE)を明確にしてから、なぜその問題が起きているのか(WHY)、どのような解決策が考えられるか(HOW)といったように、(1)WHERE→(2)WHY→(3)HOWの順番で考えることよいとされています。

参考文献:問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術 高田 貴久 (著), 岩澤 智之 (著)

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